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網状星雲 再処理 フラットが大事と気が付いた [画像処理]

晴れなく、画像ストックも全く無いことから網状星雲の再処理。
月明かり&酷い光害カブリの中で撮影したものをもう一度無理矢理再処理ver。
(無理矢理すぎて、写野の隅が汚くなりましたが)

どこまで出せるかという試行だったので、PCのモニターの解像度で小さく見てギリギリ見ることが出来るレベルです。背景は荒れまくり。プリントなんてしたら恐らく目も当てられないでしょう。

ami_v3.jpg

↓前回(2013年7月17日撮影)
ami_all130717.jpg

あんまり変わってないか。。
星雲自体はハッキリしてきたと思います。

私の写真はピンボケ気味というのもありますが、どうも軟調というかシャープさにかけるなぁと思っています。
最近、赤道儀は飼い慣らしてきた雰囲気がありますが、鏡筒の能力をフルに引き出せていません。
また、周辺減光の大きさも悩みの1つだったりします。

何故、これを再処理したかというと。。
ami_all130717zannen.jpg
レベルを切り詰め過ぎれば、酷い周辺減光、酷いカブリの中で、もっと星雲が写っているのになぁと思ったからです。

そう、適正なフラット処理をすれば出せるはずだと思いました。

以下は、自分への備忘録的に。
画像処理を普通にこなせる方には、何もおもしろくありません。

前回の周辺減光(SI7)
prior_shuhen.jpg

まぁ、酷いもんです。
これだけなら素直なカーブですから補正も出来なくはないですが、補正後がどうもしっくりきません。

いろいろ画像処理でフラット化のテクニックやソフトがあるようですが、今回は元画像から背景マスク的なものを作ってみました。

レベルは強調してあります。重い処理が鬱陶しくてビニングで縮小して作成後にリサイズしました。
mask_v3.jpg

で、元画像にこのマスクをコンポジットして色調を合わせたものが一番上の画像。

処理後の周辺減光補正画面(SI7)
shuhen_v3.jpg

フラットにはなりました。
荒れていますが(面倒でJPEGにした後の確認画像だし・・)。
丁寧にやったり、もっと確立されたテクニックやソフトウェアを用いればそれなりになるとは思います。

ただ、個人的には、画像処理でフラットを補正するのは必要最小限にとどめた方がいいんじゃないかと思っています。
面倒かつ難しいので。
そう、フラット撮影をして対応した方が、質が自然に高まると思うのです(当たり前か)。

近いうちに実践しなきゃ。

その前に、晴れてよ。。

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